食農体験「暮らしのなかの食」 取り組み報告

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伊那市教育委員会は8日、市内小中学校で実施している食農体験事業「暮らしのなかの食」の実践発表会を市役所で開いた。教職員など約80人が参加。子どもたちが自ら田畑を耕し、給食の食材を生産したり、調理して食べる取り組みを通して、農業の大変さや食べ物の大切さを学んでいることを報告した。

各校での取り組み状況や課題を共有し、今後の充実につなげようと開催。この日は長谷保育園、新山、手良、西春近北、高遠の4小学校、伊那中学校が発表した。

長谷保育園は地域住民でつくる溝口未来プロジェクトが整備した「くじら農園」を通じた野菜作りや調理の取り組みを紹介。「自分たちで収穫した野菜を使い、自分たちで調理して食べることで野菜に親しみ、よく食べられるようになった」とした。

手良小は小麦作りに挑戦した児童たちを取り上げ「自分たちの手でやることにこだわり、機械を使わずに農作業をしていくことの大変さを実感するとともに、先人たちが便利な機械を作り出してきた必要性や知恵に改めて思いを寄せていた」と体験を通した学びの成果を挙げた。

発表会に続き、同事業に指導・助言する哲学者の内山節さんが「食の思想について」と題して講演した。

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