住民同士で子育て援助 茅野市ファミリーサポートセンター

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茅野市は来年度、住民同士で子育てを支え合う「ファミリーサポートセンター」事業を始める。子育ての援助をしたい人と受けたい人をそれぞれ募り、保護者に代わって保育園や学校に子どもを送迎したり、冠婚葬祭や買い物で保護者が外出する際に子どもを預かったりして、安心して仕事や子育てが出来る地域づくりを推進する。来年度一般会計当初予算案に委託料300万円を計上した。

市教育委員会が子育て中の保護者2178人を対象に昨年実施したアンケートで、「困った時に子どもを見てくれる親族がいない」という保護者が12%いることや、子育て援助を「利用したい」と答えた人が24.7%だったことを踏まえ、需要があると判断し、事業化を決めた。

相互援助活動は有料で▽保育園、幼稚園、学校などへの送迎▽保護者が病気や急用時の預かり▽冠婚葬祭、学校行事、買い物など保護者が外出する際の預かり▽軽い病気の際の預かり―などを行う。センター機能は市社会福祉協議会に委託する方針。

援助を受けたい「依頼会員」は生後3カ月~12歳の子どもを持つ市内在住の保護者が対象。一方、子育てを応援する「援助会員」は自宅で子どもを預かることができる市内在住者で、4~5月に5回程度行う養成講座(全24時間)の受講が必要になる。

依頼会員から要請を受けたセンターが援助会員を紹介し、顔合わせを経て援助活動が行われる。その後、依頼会員は援助会員に報酬を支払う。1時間当たりの報酬は平日昼間が800円、早朝・夜間・土日祝日が900円などで、交通費は1キロ当たり20円(バス、タクシーは実費)。

入会金、年会費は無料。活動中の事故に備えて保険(掛け金は市負担)に加入する。

市教委こども課は「子育てを地域で支え合う環境を相互援助活動で作っていくことができれば」と話し、会員登録を広く呼び掛けている。

問い合わせ、会員登録は同課(電話0266・72・2101、内線306)へ。

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