伊那の魅力「人」に焦点 移住促進へ新冊子

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地方を元気にする「キーマン」として伊那市の10人を取り上げた冊子「まち冒険BOOK」が発行された。同市の地域おこし協力隊の齋藤俊介さん(46)、ウェブサイトの企画などを手掛ける「ボノ」(東京)、田舎暮らしや移住に関する雑誌を発行する「第一プログレス」(同)が企画。持続可能な地域づくりが課題となる中、都市と地方をつなぐ新たな情報発信ツールとして注目される。

全国各地の「キーマン」の情報を掲載するウェブサイト「まち冒険」から発展した取り組みで、冊子はA4判15ページ。「人とつながる、仕事を生み出す」と銘打ち、まちづくりイベントの仕掛け人や陶芸家、ゲストハウスオーナー、木工職員などさまざまな人に焦点を当てることで、地域の魅力を発信している。地元出身者、移住者両方を取り上げているのも特徴だ。

コーディネーターを務めた齋藤さんは「一般的な田舎暮らしの雑誌と一線を画し、地域を深掘りした」とし、「伊那人」としてこの地域で暮らす「哲学」や「ストーリー」をエッセンスとして織り込んだという。「移住を考えている人たちが共感して、『伊那に行ってみたい』と思ってもらえたら」と話す。

全国の自治体では移住定住の促進に力を入れているが、「そこに住んでいる人をプロモーションしていく時代。移住者にとって『誰と住むか』は大事な視点」と齋藤さん。紙媒体からネットへという流れもある中で「ネットには情報があふれかえっている。目的が明確な人には紙媒体の方がインパクトを与えることができる」と指摘する。

今後、第2弾も検討しており、「移住定住や観光の推進に向けて、都市と地方をつなぐ新たな情報発信ツールとして取り組んでいきたい」(齋藤さん)としている。

問い合わせはボノ(電話03・6228・0051)へ。

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