御柱の理解を 「体験ひろば」発着まち歩き

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御柱体験ひろばで御柱祭について聞く「上諏訪まち歩き」の参加者

御柱体験ひろばで御柱祭について聞く「上諏訪まち歩き」の参加者

諏訪市の諏訪湖温泉旅館組合が同市の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の一角に整備した「御柱体験ひろば」。曳行に使われたメドデコが付いた御柱や綱、御柱祭を紹介する案内看板などが設置され、同地点を発着、または経由する二つのまち歩き企画が行われている。観光客らが諏訪湖エリアまちなか観光案内人協議会のガイドで御柱祭について概要を聞き、理解を深めている。

同ひろばは、高速道路利用者をターゲットに、伝統文化や歴史の魅力を発信。県中小企業団体中央会の「信州『交流の駅』構想」の一環で来年3月まで開設した。御柱は今年の諏訪大社御柱祭で豊田・四賀地区が練習に使い、6月の初島神社御柱祭で観光客が曳いた柱。写真撮影台を取り付けてある。

整備を機に同所発着の高島城と酒造5蔵を巡る2コースのまち歩きを新設。同組合で2012年からこの時期に行う、JR上諏訪駅東口の観光案内所発着の「上諏訪まち歩き」のコースにも組み込んだ。今年は御柱をテーマに、御柱体験ひろば、高島城、八剱神社、酒蔵などを巡るコースを10月から始め、今月23日まで毎日実施している。

宿泊先で「上諏訪まち歩き」の企画を知ったという愛知県刈谷市の山下文夫さん(67)と幸子さん(66)夫妻は8日、御柱体験ひろばで案内人から説明を受けた。下社の御柱にはメドデコが無いことなどを聞き、メドの足掛けなど興味深く見て「歩いているだけでは分からないので、ガイド付きでありがたい。御柱にはつの(メドデコ)が付いているものと思っていた。歩く目線で紅葉も楽しめて、来たかいがあった」と話していた。

同組合によると、駅前出発のまち歩きは、住民の利用もあり、10月は53人が利用。100人以上が利用した昨年と同じペースで、2~3人のグループが複数集まり、多い時は10人以上が参加している。まちなかに小さい御柱が建っていることに興味を示す観光客が多いという。

両コースとも料金は1人500円。駅前出発は予約不要、ひろば発着は1週間前までに事前予約が必要。組合では、住民も含め多くの参加を呼び掛けている。問い合わせは諏訪湖温泉旅館組合(電話0266・52・7155)へ。

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