2016年11月13日付

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大詰めを迎えるサッカーJ2。松本山雅FCがJ1再昇格に向けて熱戦を繰り広げている。諏訪や上伊那などのサポーター、松本のまちは盛り上がっていることだろう▼注目している選手がいる。ホームタウン松本市出身のDF田中隼磨選手(34)。今季は右目網膜はく離が判明して6月に手術を受けた。1カ月後、自ら病状を説明したいと眼帯姿で記者会見。「仲間の頑張りは励みになっている。また、みんなとサッカーがやりたい」。チームの精神的支柱とも言われる同選手。復帰への強い気持ちがうかがえた▼「ピッチの上でチームメイトとサッカーをするために前向きにこの試練を乗り越えていきたい。試練というのは乗り越えるためにあると思ってもいます」。当時のブログにつづっている。リハビリトレーニングを経て早くも9月11日には試合に復帰。リーグ後半の快進撃を支えている▼プロスポーツ選手は体が資本だ。サッカーは接触プレーが多い。再発の恐れはゼロとは言い切れないだろう。それでも体を張って全力プレーを続ける田中選手にサポーターも声援を惜しまない▼長いシーズンも今月20日が最終節になる。ホームのアルウィンに横浜FCを迎える。2位以内に入れば、来季のJ1自動昇格が決定する。スタンドはチームカラーの緑一色に染まるだろう。選手には楽しんでプレーし、そしてサポーターと勝利を分かち合ってほしい。

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