旅プラン優秀作決定 上伊那地域ツアー

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上伊那地域の観光関係者らでつくる「上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会事例集・ツアーコンテスト部会」は、上伊那を巡る旅プランのアイデアを公募したツアーコンテストで、優秀作に2件を選び、16日に表彰した。同部会は今月中に旅行代理店に優秀作を提案、来年度の大型観光企画「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」の旅行商品として採用されることを目指す。

優秀作は、南信州米俵保存会が提案した「にゃんこツーリズム『ゆっくり、ほっこり、まったり猫旅』」、駒ケ根観光協会の「歴史フットパス」。

猫旅は、養蚕業が盛んだった土地柄から、ネズミ除けのために飼育され、五穀豊穣の神としてまつられるようになったとされる猫に焦点を当てた企画。全国の愛猫家をターゲットに、上伊那に点在する猫をまつった石造物「猫神」や猫つぐらの製作現場などをめぐるツアーを提案した。同保存会の酒井裕司代表(41)=飯島町=は「猫とのつながりをPRできれば、上伊那のイメージアップにつながる。愛猫家に猫の安全を祈願する巡礼をしてもらい、足を運んでもらえれば」と期待。

駒ケ根観光協会は、地域の歴史や自然景観などの魅力を歩いて知る「フットパス」のイベントを、シニア層をターゲットに1泊2日で行うことを提案。駒ケ根市内にある古道や歴史的遺構物を巡る四つのコースを用意した。同協会の奈良成章事業部長(41)は「(旅行商品に)採用され、起爆剤として一気に上伊那に来る人が増えれば」と期待を込める。

上伊那地域は宿泊客が少ないなど、滞在型観光への取り組みが課題となっている。コンテストは、住民目線を取り入れて観光資源の掘り起こしを図ろうと企画。9月から、アイデアあふれるツアー企画やお薦め観光スポットなどの「観光素材」を募集し、8件の応募が寄せられていた。

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