「非行・犯罪相談」を試行 諏訪地区保護司会

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諏訪地方の保護司で組織する「諏訪地区保護司会」は、地域住民から非行や犯罪にかかわる相談を受ける「非行・犯罪相談事業」を始める。今年度は来年1、2月に試行的に行い、2017年度から本格的に取り組む。保護観察中の少年や元受刑者ら保護司が更生を支援する対象者だけでなく、一般からの相談窓口を設けて早期に適切な対応を取ることで、非行や犯罪を未然に防ぎたい考えだ。同保護司会によると、県内では初めての取り組み。

相談は、来年7月の「社会を明るくする運動」に合わせて月1回実施する。保護司が交代で常駐する諏訪市公民館内の「サポートセンター」で電話予約を受け付け、同公民館を主会場に面談する。正副会長のほか、事前に専門家の研修を受けた会員を「相談員」とし、毎回2人態勢で相談に当たる。時間は午前10時~正午。毎月最終金曜日を相談日とするが、相談者の都合によっては夜間や土日も行う。相談は無料。

非行や犯罪にかかわる問題や悩みを抱える当事者や家族、地域住民から、気軽に相談を寄せてもらう。問題解決に向けた具体的な指導や助言を受けるため、本人の了解を得た上で必要に応じて専門機関へつなぐ。例えば、金銭管理など生活面で社会福祉協議会から助言を受けたり、職業安定所に就労支援を求めたりといったことを想定している。

同保護司会は昨年、市町村、警察、長野保護観察所など関係機関・団体と「諏訪地区更生保護関連機関連絡協議会」を設立。保護観察対象者の更生・自立支援に向けた連携体制を構築している。

宮野孝樹会長らが16日、諏訪市役所で会見して発表した。宮野会長は「相談者の話をじっくり聞き、一緒に考えることが問題を抱えた人の助けになる」と話した。

今年度は試行として、来年1月27日と2月24日の2回、同公民館で行う。会長、サポートセンター室長が相談に当たる。時間はいずれも午前10時~正午。

問い合わせ、相談の予約はサポートセンター(電話0266・55・2786)へ。

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