中心市街地を「テラス」に 駒ケ根の勉強会

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市民参加で中心市街地活性化策を探る駒ケ根市の「中心市街地まちづくり勉強会」は16日夜、5回目の会合を同市の駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。6月に設置した参加型学習会(ワークショップ)が、活動状況を報告。地域資源の中央・南アルプスと中心市街地を結び付ける「駒ケ根テラス・K―terrace」の概念を共有したまちづくりの推進を提言した。

ワークショップは市民有志ら16人で構成。自転車ロードレース「中央アルプス・ヒルクライム」や信州駒ケ根ハーフマラソン大会の参加者、中心市街地の商店主らへのアンケート調査や、現地調査を行うなどしてまちづくりの基本方針について検討を重ねてきた。

報告では、中心市街地をアルプスの眺望を楽しみながら思い思いの時間を過ごせる「テラス」のような空間とするイメージに、駒ケ根に光を当てる「照らす」の考え方を重ね、「駒ケ根テラス・K―terrace」をまちづくりの概念とするアイデアを発表。ブランドロゴも作成して意識の共有を図り、共通概念に基づき、「おもてなし」の強化をはじめ登山客や観光客への情報提供、交流、機会提供の機能を高めていく方針案を示した。

アンケート調査ではカフェや買い物を楽しめる場所の需要が多かったとし、具体策では荷物の一時預かり、登山用品レンタル、レンタサイクル、クラフト体験、景観形成などの案も。最終的な目標を「ハブ機能を備えた広域観光の拠点」に設定し、今年度末までに行動計画「アクションブック」を作成してできることから着手していくとした。

メンバーらは「地元の人も気付いていない魅力を発掘して、山とまちをつなげたい」「中心市街地再生のラストチャンスと捉えて取り組みたい」などと意気込みを示した。

ワークショップは年明けに開く次回会合までにアクションブックの内容などをまとめ、改めて報告する予定。

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