2016年11月20日付

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米俵を富士山のように積み上げた「俵富士」が飯島町文化館にお目見えした。今月27日に町内で開催する米俵マラソンで、ランナーが担ぐ米俵だ。3年前の第1回大会では高さ約2メートルだったという俵富士。大会参加者の増加とともに高さを増してきた▼昨年は4メートル超。今年はそのまま積むと文化館ホワイエの天井に届いてしまうとのことで、高さを抑え、ピラミッドのように底辺を厚くしたそうだ。大会事務局によると、4年目の今年、一般マラソン(米俵を担がない)を含めた申し込み総数は800人を超えた。うち約580人が1~5キロの米俵を担いで走る▼競技に使う米俵は、俵編みの技術を名人から学んだ保存会員が手作りする。聞けば今年は稲わらの確保に苦労したらしい。9月の長雨で稲刈りが遅れたうえに、雨のため使えるわらが極端に少なくなっていた。10月はわら集めに奔走し、ようやく人数分の米俵を作り上げた▼イベントはまず、名称で面白そうだと思わせることが大事だと思う。「米俵って何、担ぐの?」そんな関心から申し込んだ人たちに面白さを感じてもらえれば、仲間を連れて再び参加してくれる。俵富士が年々大きくなっているのだから、それがうまくいっているのだろう▼昨年、東京から参加したランナーが「インターネットで大会のことを知るまで飯島町って知らなかった」と話していた。町の知名度も俵富士とともにだ。

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