伊那市議会にタブレット導入 事務効率化と経費削減

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伊那市議会が導入を予定するタブレット端末。手前は開会中の市議会3月定例会に提出された議案書や予算書

伊那市議会が導入を予定するタブレット端末。手前は開会中の市議会3月定例会に提出された議案書や予算書

伊那市議会は来年度、議員用のタブレット端末を導入する方針を固めた。事務の効率化と、議案や資料などに使う紙を節約するペーパーレス化が狙い。情報を電子化し、議員は必要に応じて端末で読み込むようにする。本会議にも持ち込めるよう、規定を設ける予定だ。

議会事務局によると、議員21人分と事務局用を合わせて計23台を導入する。今年度先行して導入した事務局用の端末を合わせると24台になる。

議会改革の一環として、議会改革特別委員会で研究を進めてきた。現在ファクスを使用している会議通知など、事務局からの連絡を電子メールに切り替えるほか、例規検索、会議資料の電子化から着手する予定。通信環境があれば出先でも資料などを読み込めることから、市民との意見交換や調査活動などでの活用も想定している。

議案や関係資料など、どこまでペーパーレス化するのかは運用しながらの検討課題とする。市の来年度当初予算案の予算書は1冊当たり2000円ほどの費用がかかっており、仮に全配布書類をペーパーレス化すると年間100万円以上の経費削減が見込まれるという。

アップル製「iPad Air2」を購入し、各議員に貸与する。通信は無線LAN(WiFi)のみとするため、公金支出の通信料は発生しない。現在は申し合わせで本会議などにはパソコンやタブレットなどの端末を持ち込まないことになっているが、今回の導入に合わせ、持ち込み可能とする規定を設ける。市は事業費として来年度一般会計当初予算案に132万9000円を計上した。

事務局は「導入する以上は、最大限に活用することが前提。全員が使いこなせるよう、研修なども行っていく」としている。

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