駒ケ根市 赤穂公民館建て替えへ

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3カ年実施計画に施設の建て替えが盛り込まれた赤穂公民館

3カ年実施計画に施設の建て替えが盛り込まれた赤穂公民館

老朽化が進む駒ケ根市の赤穂公民館について、市は予算編成の指針となる来年度から3カ年(2017~19年度)の実施計画に施設の建て替え事業を盛り込み、22日に開いた市議会全員協議会で説明した。建設地は未定だが、17年度に基本設計、18年度に実施設計を行い、19年度の完成を目指す計画。市は施設の移転を含めて関係団体と協議し、17年度中に建設地を決める方針だ。

同公民館は1973年建設。建物は鉄筋コンクリート一部鉄骨構造の地上3階地下1階建て(延べ床面積2467平方メートル)。多目的ホールや調理室、和室などを備え、年間延べ約4万5000人が利用している。建設から40年以上が経過し、近年は建物の老朽化が深刻化。大規模地震による倒壊も懸念されており、関係者や利用者から施設の新築を望む声が高まっていた。

既存施設の耐震補強については「内部の傷みも進んでいる」(市教育委員会)とし、建て替えるべきと判断。実施計画では17年度の基本設計に200万円、18年度の実施設計に1200万円、19年度の本体工事に6億円の事業費を見込んでいる。

建設場所については現在地への建て替えを望む声もあるが、市では移転を含め検討していく方針。市教委は「公共施設を集約化し、効率的な施設運用を図る視点から、駒ケ根総合文化センター敷地内への移転も含め検討したい」としており、市内の学校関係者や文化団体、学識経験者でつくる同公民館運営審議会などと協議していく。

この日は市側が実施計画を示し、今後の財政的見通しや各事業について説明。厳しい財政状況の下、限られた予算を有効活用するために取り組んでいる事業見直しについて報告した。実施計画内では、24時間健康相談ダイヤルや公設地方卸売市場会計の繰り出し、生ごみ堆肥化集中処理事業など9事業を見直し対象に抽出し、第三者の意見も参考にしながら事業の廃止や統合、縮小を進めていく。

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