岡谷中央通りに再び商業会を 関係者ら意見交換

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岡谷市の中心市街地にある商店街で、商業会が休会中となっている中央通りに、商業組織を再構築しようとする動きが見え始めた。21日夜には岡谷TMOの呼び掛けで、通りに店を構える商業者が喫茶店に集い、商店街の将来について意見を交わした。「前向きな意見を出し合う」条件で懇談し、商業組織の必要性を共通認識にした。

中央通りはイルフプラザからレイクウォーク岡谷を結ぶ約600メートル。かつては岡谷駅前から続き、1・2丁目、3丁目、4丁目、5・6・7丁目でそれぞれ商業会を組織した。さらに各商業会でつくる連合会組織もあったが、1997年に岡谷市がまちの核となる商業施設として再開発ビル(現イルフプラザ)を3丁目に建設したことで中央通りが分断される形となった。1・2丁目は童画館通り商業会となり、4丁目、5・6・7丁目の両商業会は休会中。

商業会の復活を目指す動きはこれまでもあったが、再開には至っていない。7月にレイクウォーク岡谷が開店して中央通りの歩行者が増加しつつあるほか、若い世代が空き店舗を改築して新規創業する動きが目立ち始めたことから、従来の枠組みを超えて中央町周辺の商業者の連携と活性化を目指そうと、意見交換の場が持たれた。

会場となったのは9月に開店したカフェ。22人が参加し、4グループに分かれて「どうする商店街」をテーマに意見を交わした。途中でグループのメンバーを入れ替えて議論を深め、その過程で出された意見を模造紙に自由に書き込み、最後に元のグループに戻って書き込まれた意見を参考に再度話し合った。「新しい力が地域を良くする。チャレンジしやすい環境をつくるべき」「岡谷スカラ座(映画館、中央町)との連携を」「プロならではの専門知識や情報などを受講生(客)に伝える『まちゼミ』は効果的」などの意見があった。

TMOの今井隆宏マネジャーが「議論を聞く中で、何らかの組織が必要そうだなという認識を持った。商業者同士でいい仲間関係をつくり、お客さまに伝えていくことが大切では」と呼び掛け、新しい組織の結成を目指す方針を提案し、了解を得た。具体的な組織体制は白紙だが、今井マネジャーは「商業組織の立ち上げに向けてじっくりと進めていく。まずは商業者同士の交流を深めたい」と話している。

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