霜月にまさかの大雪 諏訪で13センチ

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高島城近くのりんご畑。晩秋に収穫期を迎える「ふじ」も雪の帽子をかぶった=24日午前、諏訪市高島

高島城近くのりんご畑。晩秋に収穫期を迎える「ふじ」も雪の帽子をかぶった=24日午前、諏訪市高島

前線を伴った低気圧が東に進み、真冬並みの寒気が南下した24日、県内は平地でも雪が降り、長野地方気象台によると、諏訪の最大積雪量は13センチに達した。統計がある1953年以降11月としては過去最多。11月中の積雪の観測も88年以来28年ぶりとなった。交通機関の一部が乱れ、各地で雪が原因とみられる物損事故が相次いだ。

気象台は一時、諏訪6市町村に大雪警報を出した。

JR東日本によると、中央東線の特急あずさ・スーパーあずさは上下7本が運休・区間運休し、3本に遅れが出た。山梨県上野原市の四方津駅構内で木の枝が架線に掛かったことに伴う撤去作業などのためで、約1500人に影響が出た。

諏訪地方3署の24日午後5時までのまとめによると、雪が影響したとみられる物損事故が計19件発生。大半が朝の時間帯だったという。

JA信州諏訪によると、予報に基づいて生産者が施設管理を徹底したこともあり、農業関係の被害はなかった。

住民は朝から雪かきに追われた。諏訪市四賀の国道20号沿いにある飲食店で働く20代の女性は、冬用タイヤへの交換が間に合わずに徒歩で出勤した。「降るとは思ったけれど、こんなに積もるとは思わなかった。雪が湿っていて重たいです」と、店舗近くの歩道の雪を片付けていた。

岡谷市川岸の「諏訪レイクヒルカントリークラブ」は雪の影響で24、25両日の営業休止を決めた。融雪状況を確認しながら営業再開を決める予定でいるが、支配人の矢沢祐二さん(46)は「多くの予約があり大きな打撃を受けた」と話した。

25日の諏訪の予想最低気温は氷点下7度。気象台は、雪や路面凍結による交通障害に引き続き注意するよう呼び掛けている。

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