ペンション再生目指す 原村でモニターツアー

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原村第2ペンションを見学するモニターツアーの参加者

原村第2ペンションを見学するモニターツアーの参加者

原村ペンションヴィレッジ再生に向けて同村が企画した初の「ペンション経営体験」および「シェアオフィス起業希望者」対象のモニターツアーが26、27の両日、村内で行われている。関東近郊から参加した11人が同ビレッジ内のペンション2軒に分かれて宿泊し、現役オーナーの実体験を聞き、原村への移住を含めたそれぞれの将来設計を考えている。

観光と移住を含めた総合的な取り組み「中央高原の再生による地域づくりと観光振興事業」の一環。かつて同ビレッジは国内屈指のペンション村として全国から観光客らが押し寄せた。だが、宿泊形態の変化などで現在の宿泊客はピーク時の半分ほどに減少した。

村が実施した同ヴィレッジの実態調査では、経営者の7割近くが60歳以上。今後の経営については続けたいとする人が7割を占めているものの、後継者がいる人は2割に満たない現状だ。こうした状況から、村はペンション再生に向けた一歩として、民間旅行会社と協力したモニターツアーを企画。新たなペンション経営の後継者づくり、ペンションの新たな利用の創出につなげる狙いだ。

ツアーには東京、神奈川、埼玉の3都県からペンションオーナー体験に8人、シェアオフィス起業に3人が参加。年齢は30~80歳代で、ペンション経営や開業を目指す人、移住を考えている人など参加目的はさまざま。ツアーでは、移住者に対する村の行政支援制度の紹介、村内の観光や公共施設の見学、現役ペンションオーナーとの交流、専門講師による起業セミナーなどを行う。

外資系企業に勤務する神奈川県の福田美智子さん(35)は夫と参加した。「夫婦ともに勤務形態が在宅勤務なので都市部で生活する必要がない。今後の生活を考えて移住も検討したい」と話した。妻、義母と参加した東京都在住の工藤貴之(40)さんは「将来的には自然豊かな場所でペンションか店を開ければ」と情報収集していた。

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