スリランカで国際貢献実感 JICA視察団

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JICAスリランカ事務所で天田所長に視察報告を行う参加者ら=25日、コロンボ

JICAスリランカ事務所で天田所長に視察報告を行う参加者ら=25日、コロンボ

国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所(駒ケ根市)がスリランカに派遣した民間連携事業視察調査団は25日、5日間の日程を予定通り終えた。帰国に先立ち、コロンボにあるJICAスリランカ事務所を訪れ、天田聖所長に結果を報告。現場に触れることで現状を実感することができたなどとし、国際貢献や隊員支援のあり方を検討したいと感想を述べ合った。

一行は20日夜に現地入り。コロンボ近郊やキャンディ周辺で、JICAの民間連携事業を活用し日本の中小企業が施設整備などを行った水道管理や排水処理、ごみ処理の施設を視察したほか、民間連携ボランティア制度を利用し企業から派遣された隊員の活動状況、住民の生活改善やごみの分別に取り組む隊員の活動現場を見て回った。

参加者らは「自社の関係分野だけでなく、幅広い職種の取り組みを見ることで多くのヒントを得ることができた。途上国と企業の双方がメリットを得られる関係づくりを考えてみたい」「課題にぶつかりながら頑張る隊員の姿に感心した。海外ボランティアの経験が帰国後も正当に評価される仕組みが必要なのでは」などと報告した。

天田所長は「視察を通して知ってもらった民間連携事業や海外ボランティア活動の実態を頭に置き、何らかの機会に役立ててもらえれば」と今後の活動に期待を寄せた。

視察は政府開発援助(ODA)を活用した中小企業による途上国の開発支援の促進を目的に、県内企業を対象に実施。養命酒製造駒ケ根工場(駒ケ根市)、宮田村商工会(宮田村)、北信臨床(長野市)、小宮山土木(北佐久郡立科町)の4社・団体から5人が参加した。

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