来春の矢彦神社御柱祭へ向け御用材を伐採

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来年春の辰野町小野の矢彦神社御柱祭に向け、一之柱と四之柱の用材を切り倒す「斧入れ祭」が27日、区内2カ所の山林で行われた。曳行を担当する小野地区の御柱祭実行委員会役員、神社総代、氏子、寄進者ら約120人が集まり、モミの巨木を無事伐採して喜びを分かち合った。

矢彦神社御柱祭の一之柱を無事に伐採=27日、辰野町小野

矢彦神社御柱祭の一之柱を無事に伐採=27日、辰野町小野

休戸地籍の山林では、10月の本見立てで決定した一之柱を伐採。立澤寿江宮司による神事に続き、実行委役員や伐採責任者の杣人長らが「よいさ」の掛け声に合わせ、神斧を木の根元に当てた。木やりやラッパ演奏が響く中、地元業者がチェーンソーで豪快に切り倒した。

一之柱は目通り周囲305センチ、年輪の数えで推定樹齢約120年。同神社の「信濃の国二之宮」の格式に恥じない堂々とした姿に、氏子たちは「立派な柱だ」と声をそろえて祭り本番へ思いをはせた。藤沢地籍の山林でも、同220センチの四之柱を伐採した。

中村学実行委員長(59)は「大木が見事に倒れ歓喜の思い。みんなで心を一つにして記憶に残る祭りにしたい」と意気込んだ。矢島茂樹杣人長(42)は「まれに見る良材。皆さんの協力のおかげで、狙った方向に寝かすことができた」と笑顔を浮かべていた。

同神社御柱祭は、一~四之柱すべての伐採が終了。来年3月5日の山出し、5月3~5日の里曳き・建て御柱へと続いていく。

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