茅野市が環境大賞 ECU「縄文プロジェクト」

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茅野市が公民協働で進める「縄文プロジェクト」の取り組みが持続可能な社会づくりに貢献しているとして、NPO法人「環境カウンセラー全国連合会」(東京、ECU)の環境大賞を受賞した。28日、表彰式が市役所であり、ECUの佐々木進市理事長が柳平千代一市長に表彰状を手渡した。

環境大賞は、持続可能な社会構築に向けて昨年度創設され、第1回は足尾銅山鉱毒事件記録映画「鉱毒悲歌」の製作委員会が受賞。第2回の今年度は「持続可能な社会の実例」として1万年続いた縄文社会に焦点を当て、理事長自ら茅野市を3度視察し国内の取り組みとも比較して、組織内での審査を経て決めた。

表彰式で、佐々木理事長は「自治体を挙げて縄文の心を学び未来に生かす茅野市の活動は日本、世界に一つしかない」とし、「わが国が世界に呼び掛けて始まったESD(持続可能な開発・発展のための教育)普及活動の最も目覚しい成果で、自治体の模範となる」と評価した。

柳平市長は「現代社会に縄文の精神を生かしていく思いでやっている。その思いを的確に評価していただき、(同市から出土した)2体の国宝土偶が褒められることよりもうれしい。これを励みに縄文プロジェクトを全国、世界に発信していきたい」と喜んだ。山田利幸教育長は「子どもたちの大きな励みになる」と述べた。

ECUは、環境省に登録して環境保全活動を促進する環境カウンセラーの都道府県組織の連合体で、2001年に設立、03年にNPO法人化した。30団体が加盟し、環境教育の推進や循環型社会の構築といった事業を展開している。

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