写真で見つめる平和展 永明中年と石川さん

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何気ない日常の写真を展示し、石川さん(中)と一緒に鑑賞する永明中の生徒

何気ない日常の写真を展示し、石川さん(中)と一緒に鑑賞する永明中の生徒

茅野市永明中学校1年生(116人)と報道写真家の石川文洋さん(78)=諏訪市上諏訪=の合同写真展が28日、茅野市役所ロビーで始まった。平和学習の一環で、ささやかな日常の「平和」を写真を通して見つめ直してもらおうと初めて企画した。

石川さんは「戦争とこどもたち」のテーマで自身の写真50点を展示。生徒たちは「ささやかな日々」のテーマでそれぞれ選んだ写真1枚と手書きの言葉をセットにして展示した。12月8日まで。

初日は石川さんと生徒たちが展示を一緒に鑑賞した。伊藤瑠唯さん(12)は仲良し3人組で写真に納まり「ケンカもするけどずーっと一緒。これからもヨロシクね」の言葉を添えた。「保育園からの友達。中学でも一緒にいられることがうれしい」と話した。田中鈴乃さん(13)は小学4年生のときに作った秘密基地の写真を選び「みんなすごくいい笑顔」と懐かしそうに見つめた。

石川さんは生徒たちの写真を見て「自分の気持ちを表現することはとても大切なことで一生続く。写真もいいが、文章の発想が子どもならではで面白い」と見入っていた。ベトナムやカンボジア、アフガニスタンなどの戦場で撮影した写真を飾り「戦場では民間人や子どもが犠牲になる」と訴えた。

同学年は卒業までの3年間、石川さんによる全10回の講演を受講予定で、第1回を11月10日に開いた。戦場カメラマンとして数々の戦争を取材してきた石川さんの実体験を聞きながら平和や命の大切さについて学ぶ。

1学年主任の両角太教諭(45)は「石川さんの戦場の写真と対比することで自分たちが撮影した何気ない日常の平和を強く感じる機会になれば」と話した。

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