山出し曳行路に仮設トイレ増設 茅野市と原村商工会

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諏訪大社上社御柱祭山出しで、曳行(えいこう)路沿いに設置される仮設トイレの概要がまとまった。茅野市と原村商工会が延長約12キロに及ぶ山出し曳行路33カ所に221基を配置する計画だ。箇所数、便所数とも前回に比べて約65%増設し、衛生面の向上を図る。

地域別だと、茅野市が28カ所、196基(前回17カ所、119基)、原村が5カ所、25基(同3カ所、15基)。トイレの内訳は男女兼用171基(同93基)、男性小用50基(同41基)で、男女兼用を大幅に増やす。ほとんどが水洗式で、茅野市内の24カ所には手洗いが併設される。

茅野市は今回 、諏訪大社大総代会や上社御柱祭安全対策実行委員会と協議を重ね、前回の教訓や 地元の要望を踏まえて設置箇所を決めた。具体的には、トイレ待ちの行列ができる沿線のコンビニ全4店前に新設し、混雑の緩和を図る。駅利用者の増大に備え、JR茅野駅西口の弧線橋近くにも新たに設置する。

また、設備の老朽化で処理能力に心配がある文化センターを休館とし、前回に比べて3倍に増やす。衛生面で配慮が必要な市西部保健福祉サービスセンターも休館とし、前回比で2倍とした。さらに、今月末に上伊那郡辰野町から御柱が搬入されるのに伴い、見学者の増加に対応するため、初めて綱置場2カ所に新設する。

茅野市内の設置場所はいずれも地権者から無償貸与を受ける。曳行路を8工区(うち山出し7工区)に分け、1工区を1業者が担当し、祭り期間中の清掃やトイレットペーパーの補給も行う。問い合わせの窓口は茅野市役所となる。事業費は里曳き分を含めて約2800万円。

原村内は原村商工会が事業費約25万円で整備する。

茅野市は「地権者や近隣住民、地元区の理解を得て設置します。次の人が気持ちよく利用できるように、モラルを守ってきれいに使ってください」と呼び掛けている。

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