「縄文かるた」完成 尖石考古館で披露へ

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子どもたちに広く親しんでもらおうと作成された「縄文かるた」のPRチラシ

子どもたちに広く親しんでもらおうと作成された「縄文かるた」のPRチラシ

縄文文化をまちづくりの柱の一つに据える茅野市で、子どもたちが遊びを通し縄文文化に親しめるようにと、縄文プロジェクト実行市民会議「『縄文』を識(し)る部会」が「縄文かるた」を作成した。11日に市尖石縄文考古館でお披露目し、1部800円で販売を開始する。

園児や児童向け。「あ」から「ん」までの46文字で読み札と絵札の1組。読み札の裏には簡単な解説も載せ、かるたを楽しみながら「縄文の宝」「縄文の暮らし」「縄文と今のつながり」などを知ることができる。市独自の「縄文検定」で初級レベルの内容が盛り込まれているという。

読み札は、昨年夏に市民からアイデアを募集。寄せられた約2900の案の中から選んだり、「を」や「ん」などは作成チームがアイデアを基に考えたりした。絵札は地元の人に依頼。温かみのある図案に仕上がった。

同部会事務局によると、茅野の縄文のキーワードとなる「仮面」「ビーナス」「中ツ原」などはアイデアが集中し、内容が偏らないよう調整する苦労があったという。

必ず盛り込まないといけない言葉でありながら最後の最後まで決定できなかったのは、茅野の縄文の礎で尖石遺跡の名前にもなった「とがりいしさま」。最終的には「さ」の札で「三角の とがりいしさま ここにあり」とまとめた。

柳平千代一市長は「子どもたちには、毎日の生活で活用して縄文に関心を持ってほしい」と話した。

「縄文かるた」は1000部作成。市内の学校などに配り、450部を販売する。販売は尖石縄文考古館、八ケ岳総合博物館、神長官守矢史料館で11日から。12日からは同市役所6階生涯学習課と同市公民館(文化センター)でも扱う。

問い合わせは尖石縄文考古館(電話0266・76・2270)へ。

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