新緑に朱色映える 霧ケ峰レンゲツツジの季節

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緑が回復してきた斜面(写真奥)を背に鮮やかな朱色の花を咲かせるレンゲツツジ=6日、霧ケ峰・伊那丸富士見台

諏訪、茅野、下諏訪の3市町にまたがる霧ケ峰高原でレンゲツツジが咲き始めた。諏訪、茅野市境の伊那丸富士見台は1カ月前の林野火災で一部が焼けたが、延焼を免れた区域では無事開花し、緑が回復してきた斜面を背に鮮やかな朱色の花が映えている。

県霧ケ峰自然保護センターによると、茅野市郊外の白樺湖周辺はいまが盛りで、霧ケ峰では踊場湿原(諏訪市)の見頃が近づく。花芽の数はほぼ平年並み。延焼地でも火災の影響が少なかった木にぽつぽつと花が付いている。

ここにきて涼しい陽気が続いているためか、つぼみの成長は足踏み気味といい、同センター前の園地や八島ケ原湿原、車山湿原などの見頃はこれから。夏の代名詞・ニッコウキスゲの花期は「7月に入ってから」とみている。

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