伊那市民吹奏楽団40周年 11日県文で定演

LINEで送る
Pocket

常任指揮者の松井さん(左)の指導で練習に励む伊那市民吹奏楽団の団員ら

常任指揮者の松井さん(左)の指導で練習に励む伊那市民吹奏楽団の団員ら

創立40周年を迎えた伊那市民吹奏楽団(北條崇博団長)は11日午後2時から、第39回定期演奏会を県伊那文化会館大ホールで開く。県内の市民吹奏楽団としては長野、上田に次ぎ3番目に発足した歴史ある楽団は、世代交代をしながら新時代に向かっている真っ最中で、今年は約70人の大編成で大曲に挑む。

同楽団は1976年、高校吹奏楽部出身の若者らが、働きながら吹奏楽の魅力に青春をかけよう―と、市勤労青少年ホームの開館に合わせて発足。定期演奏会のほか、各種イベントで演奏を披露してきた。技術研さんにも励み、全日本吹奏楽コンクールでは県代表として東海大会に過去3回出場。今年は代表こそ逃したが、県大会で2年連続となる金賞を受賞している。

団員の年齢は10~50代。顔ぶれも多彩で、県看護大学(駒ケ根市)や信州大学農学部(南箕輪村)の学生もいる。「各地で団員が減る傾向にある中で、ここ数年団員が増えている。世代交代が進み、伝統というよりも、新しい風が吹き始めているような感じがする」と印象を語るのは、常任指揮者として2年目のタクトを振る松井深之さん(飯田高校教諭)。

今回はフル編成ならではの大曲にも挑み、オットリーノ・レスピーギの交響詩「ローマの祭り」は全曲を演奏する。古代から近現代に至る歴史絵巻のような描写的な音楽は20分を超える難曲で、団員らは発表に向けて練習に励んでいる。小松俊夫副団長は「大きい編成になれば大曲にもチャレンジできる。少し前まで40人ぐらいの時代があり、『ローマの祭り』をやるなんて考えられなかった」と振り返った。

定演は3部構成で、計7曲を演奏する予定。音楽監督を務める金澤茂さん(ホクト文化ホール館長)は「若い世代が入り、コミュニケーションがとれてきてアンサンブルがすごく良くなった。定演はお客さまも一体感をもって楽しんでもらえるものになると思う」と話している。入場料は500円(小学生以下は無料)。問い合わせは北條さん(電話090・4463・3621)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP