辰野ほたる祭り開幕 4年ぶり入場制限解除

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4年ぶりに入場制限のない信州辰野ほたる祭りが開幕し、多くの人でにぎわう商店街

伊那谷に初夏の訪れを告げる辰野町の「第75回信州辰野ほたる祭り」(同実行委員会主催)が10日、開幕した。JR辰野駅前で開会式が行われ、武居保男町長の開幕宣言でアフターコロナの祭りがスタート。4年ぶりに入場制限が解除された東日本最大規模の蛍の名所・松尾峡(ほたる童謡公園)では、すでにゲンジボタルの乱舞が始まっており、多くの人が幻想的な光景を楽しんでいる。

祭りは18日まで。コロナ前に実施していた町民踊りなどのイベントは今年も行われないが、歩行者天国は復活。期間中の土曜は午後5~10時、日曜は午後5~9時まで、松尾峡―伊那富橋間などが歩行者天国となる。

商店街の道路沿いには各種露店がずらり。同商店街を中心とする4カ所にはキッチンカーやテントなどが並ぶ一時出店エリアも設けられた。期間中は総額100万円のギフト券が当たる「スマホdeスタンプラリーinほたる祭り」も行われている。

開会式で大会長の武居町長は「制限のない祭りを迎えられてうれしさでいっぱい。はかなくも美しい辰野のホタルを楽しんでほしい」と力強く開幕を宣言。多くの人でにぎわう中、コロナ禍で楽しい祭りを我慢してきた子どもたちの笑顔がはじけていた。

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