白樺湖畔で山ん家フェス 茅野の未来語り合う

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テントの下で行った初企画の「ミライカイギ」。今井敦市長も参加し、雨音に負けないくらい熱く語り合った

蓼科エリアなどで観光業に携わる母親らが多忙な週末や祝日に子どもの預かり合いや居場所づくりに取り組む「休日子育てシェアハウス山ん家」(矢島麻優美代表、茅野市)主催の「山ん家フェス」は11日、白樺湖畔を会場に開いた。あいにくの雨となったが、体験販売、キッチンカー、ステージ発表など多彩な催しに約800人が来場。子どもと大人が同市の未来について語り合う新企画「みんなのミライ☆カイギ」も盛り上がった。

3回目となる今年は子ども実行委員を地域の小学生からも募り、子どもと共につくるフェスを目指した。テントの下でのミライカイギには、茅野市東部中の生徒や公立諏訪東京理科大学の学生、今井敦市長、子育て・まちづくりなどの団体関係者ら約20人が参加。生徒らからは、芸能人が来てくれるまちにする、茅野市をいろいろな人に知ってもらうために「市長チャンネル」を開くなどの意見を発表し、多くの賛同を得ていた。今井市長は照れながらも「どんなチャンネルがいいかみんなも一緒に考えて」と答えた。

少子高齢化対策として給食費無料、オンデマンド交通「のらざあ」、選挙の投票率、フリースクールについての提案もあり、それぞれの立場で意見が出された。

子ども実行委は事前にマナー研修も行い、出店者ブースの接客や豪華賞品が当たるビンゴや抽選会も手伝った。矢島代表は「子どもが頑張り大人も刺激になった。雨の中、大勢の人に来ていただき感謝したい」と話していた。

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