是枝監督招きトークイベント 24日富士見

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カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作で諏訪地域がメインロケ地となった映画「怪物」の是枝裕和監督を招いたトークイベントが24日午後1時30分から、富士見町グリーンカルチャーセンターで行われる。客席からの質問に登壇者が答える形式のティーチインとして開催。諏訪地方観光連盟諏訪圏フィルムコミッション(FC)主催する。監督が諏訪地域での撮影時のエピソードなどを語る。

同作では、富士見町落合の旧立場川橋梁や旧瀬沢隧道(トンネル)で撮影されたシーンが物語の核となる大事な場面で登場する。ティーチインイベントについて同FCの宮坂洋介さんは「是枝監督が再び、イベントのために諏訪に来てもらえるとは驚き。貴重な機会なので多くの人に来場してほしい」と話している。定員200人。定員を超えた場合は抽選する。申し込みは20日までに二次元コードから。

同時イベントで、同日午前10時からは映画に登場する主人公の二人の子どもが手にして遊ぶ「うなり笛」の製作体験会を同センターで行う。定員は親子20組。

同作は息子を愛するシングルマザー、児童思いの小学校教師、さまざまな思いが交錯する小学5年生のそれぞれの視点で描かれる。互いに食い違う主張が誤解を生み、やがて社会を揺るがす事件へと発展していく。配給元によると、公開2週目の週末となる6~9日の3日間の観客動員は19万387人、興行収入2億6948万円余。岡谷市中央町の映画館「岡谷スカラ座」では2週連続で観客数が1000人を超えたという。

ティーチイン、うなり笛作りの申し込みは20日まで。入場は無料。対象は諏訪6市町村在住、在勤、在学者。問い合わせは諏訪市役所内同FC(電話0266・52・4141)へ。

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