大芝湖のチョウザメ2匹仲間入り 料理提供も

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大芝湖にチョウザメを放流する池野大樹さん(右)と公社の原賢三郎社長

見て、食べて楽しんで―。観光の目玉にと放流によりチョウザメがすむ南箕輪村大芝高原の大芝湖に16日、新たに2匹が仲間入りした。17日にも1匹を放流する。下伊那郡阿智村で養殖された計3匹で、湖を含む高原の施設管理をする村開発公社が譲り受けた。高原内の大芝の湯食堂では24日からの週末限定で、チョウザメの刺身を盛った冷やし中華も提供。17日の放流前に湖近くで試食会を開く。

同郡豊丘村の割烹安藤店主の池野大樹さん(46)が養殖しているチョウザメで、3匹はロシア原産のシベリアチョウザメ。4~7歳で体長は1~1・5メートル。70~100歳と寿命が長く、2・5メートルの大きさまで成長するという。

公社の原賢三郎社長(45)が池野さんと高校の先輩、後輩の旧知の間柄で、その縁もあって2021年9月に初めて2匹を放流。うち1匹が昨夏に死に、高原を訪れる人たちからはめったに遭遇できない幻の魚とされてきた。

新たな放流に合わせて、見るだけでなくその味のよさも知ってほしいと、池野さんの監修でチョウザメ料理も提供することに。締まった食感の白身の刺し身を冷やし中華の具材にし、頭で取っただしでしょうゆベースに仕立てた。

チョウザメの刺し身を具材にした冷やし中華

同公社は、池野さんが手掛けるチョウザメの卵の塩漬けに、大芝高原産の食用炭を用いた「炭キャビア」を4月に発売。今回はグルメ企画の第2弾で、池野さんは「チョウザメといえばキャビアが有名だが、くせがない身のおいしさも広めたい」と期待する。

大芝湖のチョウザメについては「会えるとラッキー的な存在だったが、新たな放流により遭遇する機会も増えるのでは」と原社長。「料理にして提供することで、さらにチョウザメで盛り上げていきたい」と力を込める。17日の試食会は村観光協会が開くイベント森と芝のマルシェに合わせて午前11時半から高原内の森の学び舎周辺で実施。先着100食を振る舞う。

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