上伊那の生活、仕事は 辰野でワカモノ交流会

LINEで送る
Pocket

若者目線で上伊那のより良い在り方について語り合った「かみいなワカモノ交流会」

上伊那地域在住、在勤、出身の若者が上伊那での暮らしや仕事について語り合う「かみいなワカモノ交流会」が17日、辰野町の「&garage(アンド・ガレージ)」で開かれた。移住者も含めた35歳以下の若者約30人が参加。上伊那での生活や仕事について語り合い、これからの上伊那の在り方、地域づくりを考えるきっかけにした。

上伊那地域の企業や自治体、福祉団体など職域を越えて集まった若手でつくる「上伊那×若者つなぐプロジェクト」が主催。若者同士の交流を通じ、進学や就職などで若者が流出している地域の課題を抽出し、より良い地域づくりにつなげるのが狙い。

前段のトークイベントでは、辰野町地域おこし協力隊員の矢田愛香さんと、企業に務めながら副業で米粉クッキーの製造販売を手掛ける西澤友美さんが、どんな思いで上伊那に暮らし、働いているかを語った。

都会から移住してきた矢田さんは「人口が多くてもコミュニケーションの少ない都会と違い、田舎は地域の人とコミュニケーションが取れる安心感がある」。二つの仕事を持つ西澤さんは「自分らしく生きるためには会社の理解が必要で、若者が挑戦するには応援してくれる人がいる環境が必要」と語った。

後半は4~5人のグループに分かれ、より良い上伊那の在り方について若者目線で語り合った。交流会後はまち歩きも行い、多くの移住者が新たな店を開業する下辰野商店街周辺を歩きながら、地域の変化を確かめた。

おすすめ情報

PAGE TOP