練習成果を披露 駒ケ根で上伊那高校音楽祭

上伊那地区高校音楽祭で楽曲「鳥よ空へ」を披露する高遠高校合唱部の生徒たち
第71回上伊那地区高校音楽祭(県教育委員会、県高校文化連盟主催)は18日、駒ケ根市文化会館で開いた。上伊那地域の7校で活動する合唱、吹奏楽、器楽、弦楽の各クラブが出演し、日頃の練習の成果を披露した。
音楽系のクラブ活動に励む生徒の交流を兼ねて毎年開く伝統の演奏会。最近は各部とも徐々に部員数が減少する傾向にあり、今年の吹奏楽部の発表では、複数の高校が合同で編成したバンドで出演するプログラムもあった。
このうち上伊那農業と赤穂の両校吹奏楽部は合同で、練習した楽曲「栄光の架橋」を奏で、客席から大きな拍手が送られた。高遠高校合唱部は「鳥よ空へ」などを披露し、会場内に澄んだ歌声を響かせた。
赤穂高吹奏楽部部長の生徒(17)と上農吹奏楽部部長の生徒(18)は「きょうは精いっぱいの演奏を聞いてもらえて良かった」と笑顔を浮かべた。