一般愛好者とアマ吹奏楽団一緒に演奏 岡谷

LINEで送る
Pocket

一般愛好者と吹奏楽団員が演奏したウインドオーケストラあんこ~るのコラボイベント

岡谷市を拠点に活動するアマチュア吹奏楽団「ウインドオーケストラあんこ~る」(三澤純也団長)は18日、楽器の一般愛好者と吹奏楽団員が一緒に演奏するコラボイベント「みんなで吹こう!吹奏楽」を岡谷市勤労青少年ホームで行った。市内外の楽器愛好者約30人が参加。吹奏楽団員と同じ曲を練習し、最後は全員で音色を合わせた。

新型コロナウイルスの感染拡大で一般の演奏家も発表の機会が減ったことから初めて企画。演奏の腕前は問わなかったが、多くの経験者が参加した。

イベント前半は楽器ごとに練習し、曲を知らない一般参加者には吹奏楽団員が丁寧に教えた。演奏曲は「セドナ」(S・ライニキー)、「宝島」(和泉宏隆)、「アフリカン・シンフォニー」(V・マッコイ)の3曲で、全体演奏では初めてとは思えない音の重なりを奏でていた。

茅野市玉川から参加した中学生(14)はパーカッションを担当。「中学で吹奏楽部に所属していますが、ここ3年間はコロナで演奏や発表の機会が減り残念な思いをしていた。きょうは多くの人と演奏することができて、改めて吹奏楽の楽しさを感じた。将来はあんこ~るでまた演奏してみたい」と笑顔。三澤団長は「予想していたよりも多くの人が参加してくれて、うれしい悲鳴。それだけ演奏する機会や発表の場に飢えていたのだと思う。コロナを吹き飛ばしてまた演奏をみんなで楽しみたい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP