河合曾良に「献句」 314回忌俳句大会

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詠んだ俳句を法要でささげる参加者

諏訪俳壇・諏訪市俳句連盟(松倉秀男会長)は26日、同市下桑原出身の俳人、河合曾良(1649~1710年)の314回忌の法要と俳句大会を同市岡村の正願寺で開いた。例年行っていた当日句会は、新型コロナ感染防止のため昨年に続き中止とした。同会の役員と入選者ら約20人が出席し、仏前で俳句を詠んでささげる「献句」をしてから同寺に眠る曾良を墓参。5月に募った募集句の表彰と講評をした。

曾良の命日の旧暦5月22日の前後に毎年開いている。募集句では県内外の109人から合わせて584句が集まった。ジュニアの部では小学生~高校生まで9人が13句を寄せた。

松倉会長は「実生活や人生に根差した作品が多く、作者の個性が感じられる」と話した。また「ここ4年間は当日句会が行えていないが、頃合いをみて復活させたい」と語り、11月に開く次回の大会に期待を寄せた。

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