七夕飾り「涼」演出 末広連合商業会取り付け

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諏訪市の末広商店街を彩る七夕飾り。7月7、8の両日には「七夕祭り」が開かれる

諏訪市の末広連合商業会は26日、商店街に七夕飾りを取り付けた。70年以上続く夏の風物詩で、カラフルな吹き流しが「涼」を演出。通りを歩行者天国にして7月7、8の両日に4年ぶりに開く「七夕祭り」に向けても雰囲気を盛り上げている。

同商業会によると、市内の商店街では戦後、七夕飾りで夏の商戦ときらびやかさを競っていた。次第に減り、現在まで続くのは末広のみ。長谷川佳史会長は「コロナ下の3年間祭りは休止したが、小さめにしながらも七夕飾りは続けてきた。伝統を守っていきたい」と話す。

コロナ前までは山梨県内から長さ10メートルの太い竹を調達してきたが、今年は同市尾玉町のハチクを使用。延長約400メートルの通りの両側に合わせて25本を飾り付けた。竹の長さは従来の半分ほどだが、商店主や家族ら約20人が思いを込めて制作したカラフルな飾りで彩られる。

祭りは両日ともに午後5~9時。金魚すくいなどの店が並び、名物のラムネ早飲みやのど自慢大会、理科の実験教室などを繰り広げる。教念寺の駐車場が利用できる。七夕飾りは10日まで飾るという。

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