集団こまくさが組み写真作品展 茅野市民館

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会員の個性あふれる作品が並んだ集団こまくさ写真展

諏訪地方を中心とした写真愛好家でつくる写真クラブ「集団こまくさ」の写真展が29日、茅野市民館市民ギャラリーで始まった。会員12人が約160点を展示。それぞれがテーマを決め、複数枚の写真で一つの作品を表現した組み写真を紹介している。7月3日まで。

同クラブは、諏訪市内のカメラ店で知り合った5人ほどの写真愛好家で1989年に結成した。現在は50~70歳代の会員12人が、各自の考え方や表現方法を大切に自由な発想で写真表現を楽しむことをモットーに活動。月1回の例会で、藤森順二会長(72)=諏訪市城南=を講師に技術を磨いている。

写真展は91年から開き、32回目。会場には昨年の諏訪大社御柱祭の氏子、バングラデシュの子どもたち、屋久島の森の木々、夕暮れの諏訪の街並み、花、鳥などをモチーフに、カラーやモノクロで表現した作品が並んだ。コロナ禍で行動が制限された中、人物を被写体とした写真が減った一方、花や動物を撮った作品が増えて幅が広がったという。

藤森会長は「会員それぞれが表現した作品を来場者がどう見てくれるか楽しみ。今後の参考になるので、ぜひ感想を聞かせてほしい」と来場を呼び掛けている。

午前10時~午後6時。入場無料。

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