駒ケ根の水上さん アマチュア相撲県大会連覇

今年も県予選で優勝し、県連盟から昨年の優秀選手に選ばれ栄光章を受けた水上さん
駒ケ根市町二区の会社員、水上竹善さん(22)=タカノ伊那工場勤務=が、アマチュア相撲の特別国民体育大会相撲競技県予選会青年の部(6月11日、長野市)で優勝した。昨年に続く連覇。7月には全日本社会人大会、8月には北信越選手権大会と、さらに高いレベルでの大会を控え、入賞に向け意欲を新たにしている。
県大会では、母校で元大関御嶽海を輩出した木曽青峰高校(木曽郡木曽町)の先輩や後輩などと計5番を勝ち抜き、県内の頂点に立った。いずれも「手の内を知っているし、知られてもいる相手ばかりでやりにくかった」と振り返るが、昨年以上の練習量で乗り越えたという。「会社の理解もあり、しっかりと練習できた」と感謝を表す。
昨年に続く2連覇に対しては「戦前のプレッシャーは大きく(勝てて)ほっとした」と笑顔を見せる。
7月30日には全日本社会人大会(石川県)、8月27日には北信越選手権大会(新潟県)が控える。いずれも実業団勢も出場する一段レベルの高い大会。水上さんは「地域や会社の皆さんから支援を受けているだけに、よい結果が報告できるよう頑張りたい。入賞を目指したい」と闘志を燃やしている。
なお、水上さんは昨年の北信越大会個人優勝の実績が認められ、県相撲連盟から優秀選手に選ばれ「栄光章」が贈られた。