経木で七夕飾り、上農高生指導 駒ケ根で講座

経木を使って七夕飾りの吹き流しを作った子育て講座の親子=駒ケ根市赤穂公民館
7日の七夕を前に、上伊那農業高校(南箕輪村)コミュニティデザイン科里山コース3年生3人と教員は1日、駒ケ根市赤穂公民館の子育て講座「パパとあそんじゃお!」で、「経木」を使った七夕飾りの工作を指導した。生徒が考案した、親子で簡単に作れる吹き流しの作り方を教えた。
経木は木を紙のように薄く削ったもの。生徒は2年次から経木を使ったランプやアート作品などの制作に取り組んでおり、多くの人に経木の魅力を広めようと、オーナメント作りのワークショップも開催している。幼児相手のワークショップは初めて。
1~2歳の子とその父親の計19人が参加。長方形の経木を接着剤で貼り合わせて吹き流しを作り、経木の短冊に子の成長を願う言葉を書き、ササに飾った。短冊に色ペンでお絵描きする子もいた。
同コースの新井理宏教諭はさまざまな活用が考えられる経木の「面白さを地域に発信していきたい」と話した。