人形劇まつり物語の世界 下諏訪できょうまで

生の人形劇の世界に触れた「しもすわ人形劇まつり」
「第17回しもすわ人形劇まつり」(下諏訪町、町教育委員会主催、同実行委員会共催)が1日、同町の下諏訪総合文化センターで始まった。2日間にわたり、諏訪地方や県内各地の人形劇団、プロ劇団の計8団体が出演。大勢の親子連れらが来場し、生の人形芝居の魅力に触れている。2日は午前10時から。
初日の1日は、約100人が来場。劇団ねこじゃらし(諏訪市)、サークルポケット(茅野市)、人形劇団なむなむ(飯田市)、プロ劇団・ホーボーズパペットシアター(安曇野市)が出演し、それぞれの物語の世界を繰り広げた。人形劇団なむなむは一人芝居。個性豊かな人形のキャラクターが登場すると、会場の子どもから声援や笑い声が起こっていた。
下諏訪北小学校1年生の児童は家族4人で来場。「人形劇はお話してくれるから好き。『たまちゃん』が面白かった。ホーボーズの『おじいちゃんとたぬき』も楽しみ」と笑顔を見せていた。母親(37)は「テレビと違い、生で動く人形劇は一方的でないところが魅力。会場のみんなで見る感じがアットホームでいいです」と話していた。
2日は▽人形劇団ちび丸(中野市)▽くまっこや一座(北安曇郡松川村)▽人形劇団赤とんぼ(諏訪市)▽プロ劇団・人形劇団プーク(東京都)が出演する。