諏訪湖のヒシ抜き取り 創生ビジョン推進会議

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諏訪湖の浅瀬に繁茂する水草ヒシを船上から抜き取る参加者=諏訪市湖岸通り

官民でつくる諏訪湖創生ビジョン推進会議は6日、諏訪湖に大量繁茂する水草ヒシの除去作業を始めた。観光や湖面利用が多い人工島・初島周辺(諏訪市湖岸通り)の繁茂区域で実施。構成機関・団体の43人が交代で船に乗り、浅瀬に生えるヒシを手作業で抜き取った。8日まで行う。地域の小中学生を含め延べ148人が参加する予定だ。

湖面に葉を広げるヒシは水質浄化に一定の役割を果たしている半面、航行障害や景観悪化、湖底の貧酸素化を招いている。湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」で重点的に除去すべき区域を定め、刈り取り船が入れない浅瀬で毎年この時期に抜き取り作業に取り組んでいる。

諏訪市セーリング協会が5艘(そう)の船を用意し、参加者はヒシを腕に巻き付けるようにしながら引っ張り、根こそぎ除去した。満杯になるたびに帰港し、水分を含んだ重いヒシを集積場所へ運んだ。除去したヒシは全量を堆肥化する。

最終日の8日は、諏訪市と市教委の「すわ未来創造『子どもゆめプロジェクト』」と連携し、市内の小中学生も参加して水草学習や稚エビの放流体験を行う。同会議事務局長で、初日のヒシ取り作業に参加した宮原渉・県諏訪地域振興局長は「ビジョン策定から5年が経過し、3月に改定した。泳ぎたくなる諏訪湖を目指し、取り組みを一層強化したい」と話した。

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