全国から作家こだわりの品 八ケ岳クラフト市

緑豊かな園内にブースが並び、作家のこだわりの作品を紹介している八ケ岳クラフト市
全国各地の作家がこだわりの作品を展示販売する「八ケ岳クラフト市」(実行委員会主催)が7日、原村の八ケ岳自然文化園で始まった。過去最大規模の約170ブースとキッチンカー14店が出店。晴天に恵まれた初日は県内外から多くのファンが訪れ、お気に入りの作品を探していた。9日まで。
毎年夏と秋に開く人気イベント。今回も若手作家から人気作家までが集まり、園内にテントを張ってブースを設けた。陶器やガラス工芸、草木染のストール、木製の振り子時計、ヤマブドウのつるで編んだ籠バッグ、和紙織の帽子など、作家それぞれの個性あふれる作品が並んだ。キッチンカーも人気を集め、木陰の芝生の上に座って食事を楽しむ人たちの姿も見られた。
友人と毎年訪れているという長野市の女性は「爽やかな高原で出店数が多く、魅力的なイベント。作り手によって違うさまざまな作品があり、見るだけでも楽しい」と話していた。
実行委員会では「今回はエリアが広がり出店者が増えた。訪れた人には自然の中を散策しながら、全国から集まった作家のこだわりのクラフトを楽しんでほしい」と呼び掛けている。
開場時間は午前10時~午後4時。問い合わせは同園(電話0266・74・2681)へ。