小平奈緒さんゲストランナー 諏訪湖マラソン
10月22日に開かれる第35回諏訪湖マラソンの大会実行委員会は、ゲストランナーを茅野市豊平出身で平昌冬季五輪スピードスケート女子５００メートル金メダリストの小平奈緒さん＝相澤病院＝に決めた。小平さんがゲストランナーを務めるのは初めて。
小平さんは豊平小学校、茅野北部中学校を経て、伊那西高校、信州大学教育学部卒。中学２年次に全日本ジュニア選手権スプリント総合部門で優勝し、高校３年次はインターハイ５００メートルと１０００メートルの２冠を記録した。大学時代はインカレで５００メートル４連覇を成し遂げている。
大学３年時にはユニバーシアード１５００メートルで優勝。卒業後は相澤病院の支援を受け、信州大学を拠点に活動を継続した。バンクーバー・ソチ五輪を経験後、２０１４年から２年間練習拠点をオランダに移した。帰国後は国内外の５００メートルで２年半負けなしの37連勝を記録（ワールド杯は23連勝）。平昌五輪でスピードスケート日本女子初の金メダル、世界スプリント総合優勝２回などに輝いた。
22年10月には競技生活最後のレースとなった全日本距離別選手権女子５００メートルを８連覇13回目の優勝で有終の美を飾った。同年11月から母校の信州大学の特任教授を務め、現在は、講演やイベントに充実した毎日を送っている。
