17日ダンスコンテスト 50組300人松本に集結

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ダンスコンテストの大看板を作り、大会をPRする実行委員

上伊那地方のダンス愛好者でつくる実行委員会が主催する第8回「ストリートダンスコンテスト ダンスクリエイター」は17日正午から、松本市のまつもと市民芸術館で開く。県内最大規模のダンスコンテストで、今年は声援や声出しを可能にしてコロナ禍前のような形で開催。甲信越や東海地方の50組約300人が出場する予定だ。

小学生~社会人の年齢別4部門と、年齢を問わない大人数による作品部門で、ジャズ、ヒップホップ、ブレイクなど多様なジャンルのストリートダンスを繰り広げる。今年は小学校6年生まで、中学生まで、高校生以上の3部門の優勝チームが全国大会へ出場できるようにした。

2014年まで続いていた大会が中止になり、参加していた子どもたちが目標を失う中、上伊那地方の父親らが立ち上がって実行委を結成。出場者の目標創出やダンスシーンの活性化などを狙って、16年に新たなコンテストを実現させた。

表彰ではコンテストに初めて出た人を対象に「初挑戦賞」を贈っているほか、大会PRや記念撮影用に出場者全員の写真を貼った「大看板」を会場に設置。親しみあるコンテストを目指し、工夫を凝らしている。

実行委副会長の春日功さん(50)=伊那市日影=は、メンバーとともに市内で作製した大看板を前に「毎年、出場者やその家族が看板の前で写真を撮っていってくれる。来場者に喜んでもらえる運営を心掛けている。50組のパワフルで切れのあるパフォーマンスを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

入場料は3000円。収益は毎回、災害復興などの寄付金に充てている。

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