働く心構えや喜び、社会人招き座談会 清陵中

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社会人から仕事について学んだ「プロフェッショナルズ座談会」

諏訪清陵高校付属中学校(諏訪市)で13日、諏訪地方の企業で働く社会人を招いた「プロフェッショナルズ座談会」が開かれた。コロナ禍による行動制限がなくなり、幅広い企業での職場体験学習を控えた3年生約80人が参加。さまざまな分野で働く大人と、心構えや希望、不安、やりがいなどについて意見を交わした。

座談会はキャリア教育の一環。生徒は10班に分かれ、建設、製造、福祉、情報通信業など9事業所から訪れた人事担当者らを囲んだ。仕事に関する希望と期待、不安、社会人の本音などがテーマ。自分たちの気持ちを織り交ぜながら、一人ずつ質問した。

光学機器開発製造のライト光機製作所(本社同市)総務課の二村亜沙美さんは、仕事とプライベートを両立させることの大切さ、業務で感謝されて感じた喜びなどを紹介。職場体験学習に向けては「働いている人の表情から、楽しさをうかがい知ることができる。体験だけでは分からない活動もあるので、質問してみて」とアドバイスした。

班の進行役を務めた生徒(14)は「仕事への漠然とした不安が薄らいだ。今の学びを生かせる瞬間があると聞いて、将来働くのが楽しみになった」と話した。

職場体験学習は24日から3日間の日程で始まり、諏訪、松本地方の製造や建設、小売業など昨年の倍近い約50事業所を訪れて行う予定。

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