伝統つないだ大ちょうちん 諏訪・並木通り

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諏訪市大手の並木通りに飾られている「大ちょうちん」

諏訪市大手の並木通りに、高さ3.2メートルの4基の「大ちょうちん」が飾られている。60年以上にわたって毎年この時期に飾り付けられ、夏の風物詩として定着。人や車、電車が行き交う夜の中心市街地を柔らかな明かりで彩っている。

和紙の紙切りや骨組みへの貼り付けなど全てを手作業で行い、スポンサー名を入れて仕上げる。制作を担ってきた地元の保存会が高齢化などを理由に昨年度解散したが、若者有志が「伝統の灯を消したくない」と継承。ベテラン衆に技術を教わり、子どもを含め多世代でこしらえた。

9月初めまで飾る。並木通りがある一帯には22日、市民祭り「諏訪よいてこ」が4年ぶりに帰ってくる。

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