勇壮4年ぶり暴れみこし 宮田・津島神社

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4年分の思いを乗せて勇壮に練り歩く「暴れみこし」

「暴れみこし」で知られる宮田村の津島神社祇園祭宵祭りが15日、同神社および周辺市街地を会場に開かれた。コロナ禍により2019年以来、4年ぶりの開催。祇園ばやしと山車の巡行を皮切りに子どもみこしやよさこいソーラン、阿波踊り、花火大会などをにぎやかに展開。メインのみこしの打ち壊しは、大観衆を前に行われ、祭りは一気にクライマックスを迎えた。

江戸時代から300年以上にわたって地域に引き継がれる伝統の行事。村内町一区から町三区を練り歩いた後、津島神社の階段最上部からみこしを落として打ち壊す勇壮さから「暴れみこし」と呼ばれている。

祭りは、みこしの道筋を清める祇園ばやしと山車の巡行で開幕。その後順次、子どもみこしや宮田太鼓、よさこいソーラン、阿波踊り、花火大会など、祭りを盛り上げる神賑行事が神社境内や商店街のあちこちで繰り広げられた。

午後10時ごろ、神社に戻ったみこしは、練りの勢いも最高潮に。神社の階段から豪快にみこしが落とされると、見守る観衆からは大きな歓声が沸き起っていた。

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