経済効果6億6800万円 諏訪圏工業メッセ

LINEで送る
Pocket

10月13~15日に諏訪市の諏訪湖イベントホール(旧東洋バルヴ諏訪工場跡地)であった「諏訪圏工業メッセ2016」の実行委員会は8日、第4回の会合を岡谷市のライフプラザマリオで開いた。開催効果(速報)を報告し、出展を契機に受注があった企業は8・3%で、商談があった企業1社当たりの平均受注先数は1・6先だったとした。開催による直接的経済効果は来場者の消費や出展者の費用などを含め推計約6億6800万円で、昨年の約3億3000万円から倍増し、過去最高になったとした。

報告は、出展者アンケート調査などをまとめた。出展の全体評価では73・5%が「満足」または「やや満足」とし、来年のメッセへは77・5%が「出展予定」と答えた。

直接的経済効果の内訳は来場者の宿泊費や県内交通費などが約4300万円、出展者の出展製品などに関する費用が約5億4000万円、主催者支出が約8400万円。報告では「一定の経済効果が認められ、地域振興を図る上でも重要な工業イベントになっている」と考察した。

昨年のメッセ出展効果では、今年のメッセ開始前までの1年間で受注を獲得した企業は27・1%だったことも報告。「メッセをきっかけに継続的な商談が受注につながっていることがうかがえる」とした。

実行委などが招いた海外企業との商談も活発に行われた。このうち日本貿易振興機構(ジェトロ)が開いた商談会ではベトナム、メキシコ、インドネシア3カ国の4社と出展企業が68件の商談を進め、5件が成約見込みであることが報告された。

メッセは今年が15回目。出展企業・団体は412で、3日間の来場者数は2万7722人といずれも過去最多となった。実行委事務局は「全体的に高い評価をいただいたが、課題も散見される。今後に反映し、より効果のあるメッセを目指したい」とした。

おすすめ情報

PAGE TOP