ぱおず屋陽太 夏季限定メニュー22日から

22日から提供を始めるコラボメニュー。全てにイリセンの寒天を使っている=諏訪市豊田文出のぱおず屋陽太
諏訪市豊田文出の中華料理店「ぱおず屋陽太」は、寒天製造販売のイリセン(同市四賀)と夏季限定のコラボメニューを開発し、22日から提供を始める。豚の唐揚げと寒天ナムルが乗った排骨飯、天然寒天入りのミニラーメン、特製ごまだれソースをかけた生天のセットメニューなどで8月末まで販売する。
それぞれの強みを生かした連携商品を以前から考案、販売してきており、今回で5回目になる。陽太の星野陽介店主(37)、イリセンの茅野文法社長(42)によると、ミネラルたっぷりで消化促進効果がある寒天と、ビタミンB1を豊富に含む豚肉を組み合わせることで、「夏バテ防止のためのスタミナ満点メニュー」にした。
イリセンは、茅野市北山の湯川工場で生天を通年製造している。セットメニューの一つで、単品でも注文可能な「生天特製胡麻ソース」は、しょうゆだれに漬け込んだ生天を刺し身こんにゃく風に切り、ごまだれとラー油をかけた一品。「細いところてんだけではない、生天の多様な使い方を知っていただけたら」(茅野社長)と期待する。
排骨飯、生天特製胡麻ソース、ミニ寒天ラーメンのセットは1280円。単品では天然寒天をトッピングした排骨麺(1000円)もある。営業時間は昼が午前11時~午後2時、夜が午後6時~9時30分。火曜定休。問い合わせは同店(電話0266・78・3235)へ。