積み木「しそちゃん」 コンテストで大賞

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賞状や積み木を手に大賞の受賞を喜ぶ関係者

富士見町の住民有志でつくる「ふじみおもちゃ工房」が製作・販売している育てる積み木「しそちゃん」が、「信州ハンドクラフトフェスタ2023」(同実行委員会主催)のコンテストで最高の大賞に選ばれた。19日、工房の上原一芳代表らが町役場を訪れ、名取重治町長に受賞を報告した。

同フェスタは長野市のエムウェーブで8、9日の両日、県内外のハンドメード作家らが約550ブースを出展。このうち7割ほどがコンテストにエントリーし、12作品が賞を受けた。

同町の井戸尻考古館が所蔵する縄文時代の土偶・始祖女神像をモチーフに昨年9月から販売を始めている「しそちゃん」。動物などのピースを組み合わせて形を作る幼児向けのおもちゃで、町のまちづくり支援事業にも採択を受け、町内の新生児へ配布している。審査では、商品の完成度やストーリー性、産業化の可能性などが高く評価された。

上原代表は「初めての出展でチャレンジだった。作家さんの気持ちが込められた作品が認められてうれしい」と喜びを語った。名取町長は「皆さんの知恵や技術が結集したからこそ。町の財産としてアピールしていきたい」と述べた。

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