小椋さんの遺作など並ぶ 諏訪市美術会小品展

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力作がそろう諏訪市美術会の小品展

諏訪市美術会の小品展が20日、同市末広のアートプラザ1O8岩谷画廊で始まった。昨年12月に亡くなった同市出身で元会員の小椋康彦さんをしのび、遺作を含む35点を展示。創作意欲にあふれる日本画、洋画、彫刻工芸が並ぶ。25日まで。

同展は、日本画部の会員が洋画に挑戦するなど、専門分野の枠を超えて制作、出品している。展示したのは絵画が10号まで、立体作品が高さ30センチまでの大きさ。緩衝材を組み合わせたアクリル画、バラを描いた漆工芸がある。

各種講習会で講師を務めた小椋さんをモチーフに、教え子が温かなまなざしの肖像画を制作。遺作では、愛らしい子どもを表現したパステル画、果実を描いた水彩画の2点を飾っている。

高田一郎会長(76)=同市杉菜池=は「型にはまらずに新しい技法にチャレンジしている。バラエティーに富み、見応えのある作品展になった」と話す。

入場無料。午前10時~午後6時(最終日は同5時まで)。問い合わせは同画廊(電話0266・52・0976)へ。

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