高山植物 かれんな花々 中ア千畳敷で見頃

中央アルプス千畳敷の登山道沿いに咲く高山植物の花々
中央アルプス千畳敷で、高山植物の花々が見頃を迎えている。千畳敷カールと乗越浄土をつなぐ登山道「八丁坂」の近くにはシナノキンバイやミヤマクロユリ、ミヤマキンポウゲなどがかれんな花を咲かせ、登山者や観光客が立ち止まってカメラを向ける姿が見られる。
駒ケ岳ロープウェイを運行する中央アルプス観光によると、千畳敷内ではコバイケイソウやイワツメグサ、コイワカガミ、ヨツバシオガマ、ミヤマリンドウ、カラマツソウ、ムカゴトラノオなどが咲いているという。
カール内の遊歩道ではそれぞれのエリアによって見られる花が異なり、散策しながら目的の花に出合う楽しみも。同社は「遊歩道を歩く場合は運動靴でお越しください。天候などの条件によっては羽虫も飛び交うので、苦手な方は虫よけスプレーを持参して」と呼び掛けている。