上伊那「死亡事故多発警報」 交通指導所を開設

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上伊那地方の「交通死亡事故多発警報」発令を受け、県交通安全運動推進上伊那地方部(事務局・上伊那地方事務所)は9日、交通指導所を伊那市役所前の市道で開設した。11月に高齢者が運転中に発生した死亡事故が3件相次いでおり、ドライバーに一層の注意と交通安全を呼び掛けた。

地方部によると、上伊那地方で今年発生した交通事故の死者数は、同市で11月30日に発生した事故で10人目になった。2桁に達するのは2011年以来5年ぶり。5月までは高齢者を中心に46~85歳のいずれも歩行者が道路などを横断して事故に遭った。11月は中川村の村道でオートバイの27歳男性が92歳男性の車にぶつかって死亡し、駒ケ根市で自転車に乗っていた73歳女性が用水路に転落して溺死。伊那市では89歳男性が車を運転中に道路脇の電柱に衝突して亡くなった。

交通死亡事故多発警報の発令期間は12月7~31日の25日間。伊那市のほか、駒ケ根市と中川村でも指導所を開設する。

9日は、伊那署や伊那交通安全協会、市関係者など約15人が参加。ドライバーに「事故が多発しています」「午後4時にはライトの点灯をお願いします」と呼び掛け、啓発チラシなどを配った。

同地方事務所の池内武久地域政策課長は「高齢者の関わる事故や夕暮れ時、夜間に発生する事故が目立つ。歩行者、ドライバーの両方の立場から事故に注意し、運転に自信がない人は免許証返納制度の利用も考えてもらえれば」と話した。

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