公認ハーフ更新へ 諏訪湖マラソンコース計測

計測器を取り付けた自転車でコースを走行し、距離を正確に測定する計測員
諏訪湖マラソン大会実行委員会は23日早朝、第35回諏訪湖マラソンで使用する公認ハーフマラソンコースの認定更新を受けるための実施計測を、諏訪湖周のコースで実施した。日本陸上競技連盟の計測員が計測器を取り付けた自転車でコースを走行し、ハーフマラソンの距離21・0975キロを計測。後日、日本陸連から正式に認定更新される見通しだ。
計測作業は日本陸連関係者、諏訪陸上競技協会、大会実行委員の約20人が参加した。計測員の3人は前輪にタイヤの回転数を記録するメーターを取り付け、時速20~30キロの速さでコース内の最短距離を走行。発着地点となる諏訪市の諏訪湖ヨットハーバーグラウンドを出発し、5、10、15、20キロ地点のポイントや道路の整備状況も確認しながら、タイヤの回転数から正確な距離数を割り出した。
諏訪湖マラソンのハーフマラソンコースは、2013年の第25回大会で日本陸連の公認を受けた。5年ごとに認定更新の検定を受ける。B級国際道路コース計測員の桑原義貴さん(70)=名古屋市=は「計測は無事に終わり、値を出すこともできた」と語り、「平坦で走りやすく景色も良い。応援する人も多いと聞く。ランナーは楽しく走れるのでは」と話していた。
第35回諏訪湖マラソンは10月22日午前10時にスタートする。全国から約6500人のランナーが集まる予定だ。