3年連続で豊作 今秋の県産マツタケ

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県内マツタケ生産量の推移

県内マツタケ生産量の推移

今秋の県産マツタケ生産量は43・9トンと3年連続で豊作になったことが9日、県林務部のまとめ(速報値)で分かった。主要産地の下伊那に諏訪、上伊那を加えた南信は平年比138%の28・4トン。豊富な雨と10月にかけての暖かい陽気がプラスに働き、長期にわたって発生が続いたことが要因という。9月の長雨の影響でシーズン前半は虫食いが目立ったものの、後半は品質も良化した。

塩尻市で同日開いた「信州まつたけシンポジウム」で報告した。産地への聞き取りに基づく推計値で、東信は平年比187%の8・8トン、中信は143%の6・6トン、北信は33%の0・1トンだった。

県林業総合センター特産部によると、今秋は地中の温度が再上昇するような残暑が少なかった上、降水量・降水日数がともに多く、マツタケ発生の好条件がそろった。一般的に地温が12度を下回ると止まるとされるが、暖かい陽気が続いて「長期にわたって収穫できた地域が多かった」という。

県信州の木活用課は、南信では11月中旬まで収穫できた地域もあったと報告。諏訪と上伊那は「豊作傾向だったと言える」とした。シンポジウムに参加した諏訪松茸山十きのこ組合(諏訪市)は「出足は昨年より遅かったが、終わりは10月末までと延びた。だらだらと長く出たという印象だ」と話していた。

県産マツタケの年間生産量の平均は約30トン。2006年以降10年連続で全国1位を維持している。

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